自信と笑顔を引き出す “できた!” の体験

こんにちは!放課後等デイサービス「なないろTERRACE」です🌈
今回は、日々の療育活動の中から、特に子どもたちの成長が見られた一場面をご紹介します。
🎯テーマ:「自分の気持ちを言葉で伝える」SST(ソーシャルスキルトレーニング)

ある日の活動では、「気持ちを上手に伝える」をテーマに、カードを使ったコミュニケーショントレーニングを行いました。
カードには、
- 「悲しかったこと」
- 「うれしかったこと」
- 「怒ってしまったときのこと」
など、いろいろな感情と場面が描かれていて、子どもたちはそのカードを選びながら、職員やお友達と一緒に気持ちを言葉にする練習をしました。
最初は「わかんない…」「言いたくない」と話すのをためらっていた子も、先生と1対1でゆっくり進めるうちに、少しずつ自分のことを話せるように。
「おもちゃを取られて悲しかった」
「言い返しちゃって怒られたのがイヤだった」

心の中の気持ちを伝えられたときの表情は、とても誇らしげでした✨
🤝グループ活動でも“きく・はなす”の練習!
グループに分かれて「こんなときどうする?」というテーマで声掛け。
例えば、
- 「お友達が泣いていたら?」
- 「自分の番じゃないのに遊びたくなったら?」
といったシーンを想定して、「こうするよ」「こう言えばいいかも」と、自分の考えを伝える時間に。
周りの話に耳を傾ける姿、相手の意見に「なるほどね」とうなずく姿…。普段よりも静かに、でも真剣に向き合う子どもたちの姿が印象的でした😊
小さな“できた”の積み重ねが、子どもたちの自己表現につながっていると感じています。
🌈職員より

彩虹グループ全体でもありますが、なないろTERRACEでも、ただ遊ぶだけでなく、「今の気持ちを自分でわかる・伝える」力を育てることを大切にしています。
ことばにすることは、大人でもむずかしいこと。だからこそ、少しずつ、何度でもチャレンジできる環境を整えてサポートしています。
これからも、子どもたちの「言えた!」「伝わった!」の笑顔を大切に、ひとつずつ丁寧に関わっていきます😊