夏のお出かけ活動でアスレチック施設に行ってきました

「集団でのお出かけについていけるだろうか」
「知らない場所で、落ち着いて過ごせるだろうか」
外出活動と聞いて、こうした心配が先に立つ保護者の方も少なくありません。

今回は、武雄市のアスレチック施設まで出かけてきました。
クライミングウォール、砂遊びコーナー、ボールプール。
教室では体験できない遊具がそろった場所です。
いつもと違う環境で過ごす時間には、教室の中では得られない学びがあります。
なないろTERRACE鍋島教室(彩虹グループ)では、こうした外出活動を定期的におこなっています。
この記事では、当日の様子と、外出活動に込めているねらいをご紹介します。
クライミングウォールに挑戦しました

ヘルメットとハーネスをしっかり装着して、壁を登っていきます。
色とりどりのホールドに手をかけ、足をかけ、少しずつ上へ。
クライミングは、全身を使う運動です。
腕の力だけでは登れません。
足でしっかり体を押し上げ、体幹で姿勢を保ちながら進んでいきます。

この動きの中では、次のことが同時に求められます。
- 次に手をかけるホールドを、目で見つける
- 自分の腕が届く距離かどうかを判断する
- 手と足を、交互に動かす順番を組み立てる
- 片手を離すあいだ、体を支え続ける
- 足を置く位置を、見えにくい状態で探る
体を支える力と、次の一手を考える力。
その両方が、登るという動作の中でつながっていきます。

登る前には、装備の着け方から順番に確認します。
高さのある遊具では、安全の手順を守ることが何よりも先です。
順番を待つあいだ、友だちが登る様子を見ている時間もあります。
「あそこに足をかけていた」と見て覚えることも、立派な学びの時間です。
砂遊びコーナーで、感触を味わいました

屋内の砂場では、スコップや手押し車を使って自由に遊びました。
裸足で砂の上を歩く感触。
握ったときに指のあいだからこぼれる感覚。
砂遊びは、感覚を育てる活動としても意味があります。
- 手のひらや足の裏から、さまざまな感触を受け取る
- スコップで砂をすくい、こぼさずに運ぶ
- 山や穴をつくり、形が変わる過程を確かめる
- 力の入れ方を変えて、固さを調整する

砂は、思いどおりにならない素材です。
すくいすぎればこぼれる。
高く積みすぎれば崩れる。
その加減を、手で確かめながら遊びます。

砂の感触が苦手なお子さんもいます。
その場合は、道具を使って触れるところから始めます。
無理に手で触らせることはしません。
少しずつ距離を縮めていくことも、その子にとっての一歩です。
ボールプールと大型遊具で、思いきり体を動かしました

広いボールプールと、その上に組まれた立体的な遊具。
教室では用意できない規模の空間です。
足元が沈むボールプールを歩くには、体幹の力が必要です。
安定しない場所で姿勢を保ちながら進む。
この経験は、日常のさまざまな場面につながります。
- でこぼこした道を、転ばずに歩く
- バランスを崩したときに、とっさに立て直す
- 階段や段差を、リズムよく上り下りする
- 長い時間、いすに座った姿勢を保つ
また、大型遊具では、他の利用者との関わりも生まれます。


