
にじいろパレットでは、動物とのふれあい・工作・体を使った遊びなど、多彩なプログラムを療育として取り入れています。
今回はその活動の様子をまとめてご紹介します。

どの活動も「ただ楽しむ」だけで終わらないように、スタッフが意識的に声かけをしながら関わっています。
楽しい体験の中にこそ、大切な育ちが詰まっていると考えているからです。
ヤギとのふれあいで「思いやりの心」を育てる

ヤギとの直接のふれあいや餌やりを体験しました。
もちろん、噛まれたりしないようスタッフが細心の注意を払いながらの活動です。

動物との距離感をつかみながら、「相手に合わせてそっと近づく」「驚かせないようにゆっくり動く」という配慮を、子どもたちは自然と体で覚えていきます。
生き物とのふれあいは、人と関わるのとはまた違う感覚を育ててくれます。
言葉が通じない相手だからこそ、表情や動きをよく見て、優しく接しようとする気持ちが自然と引き出されます。
思いやりの心を育てる体験として、動物とのふれあいはとても価値のある療育のひとつです。
・相手の気持ちを想像する「思いやり」
・力加減・距離感のコントロール
・命あるものへの尊重と責任感
・感情の安定・情緒の発達
輪ゴム銃の工作|指先の発達と「やり遂げる力」を育てる


工作では、輪ゴム銃を作りました。
これは、ただ作るだけのように見えて、実は非常に細かい作業の連続です。

木材を決まった形に組み、輪ゴムで縛り固定していく。その一工程ごとに、指先の細かいコントロールが求められます。
縛り方を覚え、力の加減を学び、完成形をイメージしながら手を動かす。この一連の作業が、手先の発達と段取り力の育成に直結しています。
また、講師の先生に来ていただき、木を切るための道具の説明・危険性・正しい使い方についてもレクチャーしていただきました。
「正しく使えば安全に扱える」ということを、実際の道具を前にして学ぶ体験は、道具への正しい向き合い方を身につける大切な機会です。

完成したときの子どもたちの顔が本当に誇らしそうで。
難しいと感じながらも最後までやり遂げた経験は、次の挑戦への自信になっていくんです。
・指先の巧緻性(細かい動作のコントロール)
・手順を理解して進める段取り力
・完成までやり遂げる粘り強さと達成感
・道具の正しい使い方・安全への意識
公園カートで学ぶ、ルールと体の感覚



公園のカートに乗る体験も、ただ楽しいだけでは終わりません。
周りにぶつからないよう気をつけること、正しく曲がること、カーブのときに体に横向きの力がかかる感覚を体験すること。

乗り物を通じて、バランス感覚や空間認識の力が自然と育まれます。
誰かと一緒に乗るときは、同乗する仲間への配慮や順番を守るというルールも大切な学びのひとつです。
スタッフが「次は〇〇ちゃんの番だよ」「ぶつからないようにゆっくりね」と声をかけることで、楽しい体験の中に社会性の育ちが生まれています。

楽しい場面だからこそ、ルールや気配りを意識させやすいんです。
「次は〇〇ちゃんだよ」というひと言を自分から言えた瞬間、すごく成長を感じます。
動物ふれあい・工作・体を使った遊びなど、子どもたちの発達段階に合わせた多彩なプログラムを提供しています。
一つひとつの体験に意味と目的を持たせながら、楽しく通える場所を目指しています。
見学・ご相談はいつでもお気軽にどうぞ。


